家が色めき立っている気がする。


いや、悪いとかそう言う方向の物ではなく漲る何かを感じる。





よくよく見たらはろうぃんなるものの準備やららしく……。
南瓜を刳り貫き被り御菓子を強要する習慣らしいな。

行事事大好きな某としては参加しない訳にもいくまいて。





と言う訳で南瓜はうっかり煮付けてしまったので御家の奥底に生えていた菌類にペインティングを施してそれっぽく見立てようと思う。







所で全く関係ないのだが
某の服はどうにも肩が出る仕様らしく……。
（違うのを着ろよとか突っ込んではいけない。大人の事情だ）





うん、あれだ……。


寒　い　。




と言う訳で猫化しておく。
ベッドのシーツの海も広く見えるし、今夜はしあわせだ。

国で交流会が催されていたのでこそっと見に行ってみた。


……は、いいが寒さで直ぐ眠くなり帰還。

御土産に貰って来たチーズ団子、後であたためて皆で食そう……。
とん汁たべたい。







然しこう涼しいと本当に羊さんのもこもこがこ……





（ここで日記が途切れている。どうやら睡魔に負けた模様）

最近我が家に来た羊さんは小さくもこもこにもなれるようだ。




夕べ部屋にやって来た彼はもこもこと何とも愛らしく……。
眠気を誘うのは、何かの魔法だろうかあの姿。



５人くらい集めてベッドに押し込んでその下に潜り込みたい（冬場に）欲求は猫としては間違っていない筈だと断言しておこう。







ああ、冬眠したい……。
（猫なので出来ないけれど！）

お城に新しい住人さんがいらっさいました、ようこそ。



アルの友人でふこふこもこもこしている方だと聞いていたのだけれど……。










…………普通に人であった件。
（いや、良い人そうで良かったけれど）



毛、生え変わりの時期なんだろうか……。
冬毛にひっそりと期待。

暑い、だんぼーるに蝕まれた足が……痛い……。
水着を引き抜く枚数が足りぬのかと自室でぐったりしていた午後。



ごとりと、部屋の前に何やら置かれる音がする。









何だろう……いや然し某は其処まで行くのすらだるいのだよ……。

いい加減解けてばたーにでもなるのではなかろうかと言う頃頭上からかかるやわらかい声。









――なにをしてるんですか……？








顔を上げると、同居人の一見やさしげでやわらかい笑顔。
何かの破裂音。


振り向けば慣れ親しんだだんぼーるの破片。
飛び散る水着……。





ぐーぱんですか。
引いても押しても外れなかっただんぼーるをぐーぱんで破壊しましたよ、この悪魔。

流石デーモンだよ。




擦れた声でお礼を言ってふらふら部屋の外に出た……



ら、かぼちゃに蹴躓いた。



足が痛い。
かぼちゃが憎い、今夜はかぼちゃぐらたんにすると誓う。