(*終了 御声掛け下さった方々、本当に有難う御座いました。(9/1))嗚呼、暑い……。
何だって夏はこうも暑いのか……。
夏は暑いものだと言われてしまえば其れまでだけれど
照り付ける太陽、愛を叫ぶ蝉達の声、地面から立ち上る陽炎……
どれをあげても不快指数は増すばかり。
ごろりと閨で転がる猫の姿は何時もに増して覇気がない。
何気ない動作で宙を泳がせた指先が、こつと乾いた音を立て何かに当たった。
―――全く、誰だこんな所に物を置いたのは……。
誰だも何も、此処は黒猫の私室。
十中八九本人が置いた物に違いなかったのだが……熱に脳をやられた部屋主は己のスペースを確保せんと其れ……、巨大なダンボールを横着にも足でぐいぐいと追い遣った。
……ばりっ…………。蝉達の声に紛れる不吉な音。
ダンボールにささる、猫の足。
「……………………。」
恐る恐る引く足にずるずると着いて来る巨大ダンボール。
その後、引こうが押そうがダンボールは足を離してくれそうにない。
動けなくなって初めてその箱を観察。
よくよく見れば、先日城の地下から出て来た未使用(多分)水着の詰まったダンボール。
此れは誰かにプレゼントすれば喜ばれるだろうかと思いを馳せて、其の侭浄化したものに違いなかった。
足の飲み込まれた直ぐ横に僅かな亀裂。
其処からはみ出る華やかな色の布――水着な訳だが――を引き抜けば足へ掛かる圧力が若干弱まった……気がするのだった。
……水着、誰かにプレゼント……するか……。
*この企画は暑くて、脳みそぷーな猫による何だかしょんぼりな水着をプレゼントする企画です。
どんなになろうとも広い御心でカバー出来る方のみ参加して頂ければ幸いです。
→受付期間
自宅プロフィールに企画受付中と出ている間。
→募集条件
大変申し訳ないのですが選考型です。
水着をよこせええええええと言う魂を勝手に感じた方を選ばせて頂きます。
△重複依頼(重複している絵師さんが大丈夫な時に限ります。)
○プレゼント
×異大陸使用
×版権酷似・18禁
×複数絵
→依頼方法
このブログの企画用メールフォームにて何となく送って下さい。
*尚、水着は選べませんので、くれぐれも色んな意味で覚悟をして送って下さい。
*水着コンテストとは残念ながら無関係ですので、それを見越しての御応募はお勧め出来ません(7/26追記)
*可愛い水着・素敵な水着が良いの☆と言う御要望にもお応え出来ませんので御笑い属性ばっちこいやーと言う意気込みで居て下さると助かります。(7/26追記)
(手元の愉快なクジで行います。) →お渡し
顔絵として一枚。
普通の絵かミニ絵かはその日の気分次第です。
(さんぷるはありません、御免なさい。)
何の前触れもなく持って御伺いに行きます。(7/28追記)
→納期
がんばる。
→御代
言い値で御願いします。
(サンプルもない気分次第の絵なので最初の応募で金額を提示しなくても大丈夫です、不親切でごめんなさい(7/28追記))
→その他
御手紙頂いた順番に書くと言う訳でもなさそうです。(7/28追記)
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